味噌やしょうゆの消費量が落ち込む中、『酢』の消費は拡大傾向にあります。野菜摂取の意識の高まりからドレッシング需要の増加、ビネガードリンクの人気などにそれが現れています。『酢』は、内臓脂肪の減少や血糖値上昇の緩和、減塩などの効果があるとされていますが、毎日の食事で継続して摂るのはなかなか難しいものです。そこでお奨めなのは「かける酢」習慣です。『酢』を入れた小瓶を食卓に常に置いておき、から揚げやきんぴらなど味のはっきりした惣菜に一振り!、さっぱりとしてさらに美味しくなります。『酢』は「カルシウム」の吸収をよくしてくれますので、焼き魚やしらすなどにかけるのもよい摂り方です。酸味が苦手なら、みりんと合わせて「甘酢」にするといいですよ。耐熱容器にみりん大さじ1杯を入れ、ラップをせずにレンジで20秒加熱してアルコール分をとばします。ここに好みの量の『酢』を加えればオッケーです。また調理時に「減塩」するには、豚肉の生姜焼きや鶏肉の照り焼きの味付けするとき、しょうゆを減らし、代わりに『酢』を加えてみてください。『酢』には、料理の味を引き立てる働きがありますので、塩分控えめでも味がぼやけることなくいただけます。毎日コツコツ『酢』生活始めませんか?。