病原体になり得る微生物は、細菌、真菌、ウイルス、原虫の4つがあります。『カビ』は真菌です。アレルギーや食中毒をおこしたり、長時間とり続けるとがんになるものもあります。ようかんやジャムなどの糖分を好む『カビ』、卵や肉魚などタンパク質を好む『カビ』、チーズやバターなど脂質を好む『カビ』と、タイプが分かれます。空中に漂うカビの胞子が食べ物につき、それを栄養にして芽を出します。菌糸を伸ばして増えていき、。成長すれば胞子を飛ばして他の食べ物に付くこともあります。カビの大好きな状態は、温度が20~30度、湿度が80~100%ですから、梅雨時は『カビ』の天国です。温度が10度以下、湿度が60%以下で『カビ』の繁殖を抑えられますが、死滅させられるわけではありません。また、焼いても安心はできません。『カビ』は熱で死滅しますが、毒素が残ってしまう事もあるからです。『カビ』が生えたパンや餅、そこだけ取り除いて食べたことありませんか?。ダメですよ。見えない部分にも菌糸が広がっている可能性がありますし、『カビ』以外の細菌が繁殖していることもあるのです。「食べ物は冷蔵庫に保管し、早めに食べきる。カビが生えたら、その部分を取り除いたり熱を加えたりしても食べない。」守ってくださいね。