強烈な臭いはアリシンという成分で、殺菌などの他消化液の分泌を助けるといわれています。血管を拡張して血液の流れをスムーズにする働きもあり、糖質や脂肪をエネルギーに変えるのに不可欠なビタミンB1を多く含みます。みじん切りにしてゆっくり炒めると旨みを引き出すことができますが、焦げやすいので必ず低温から炒め始めてください。臭いが気になる場合は、薄皮をつけたまま30秒ほどレンジで温めるといいですよ。また、根の部分を切り落として皮がついたまま水に3分ほど漬けると、手に臭いがつきにくくなります。保存する場合は、ネットに入れて風通しのよいところにつるしておいてください。数ヶ月持ちます。野菜室に入れる場合は、新聞紙にくるんでポリ袋に入れましょう。生徒さんからよくある質問=「少し緑色になっているにんにくの芯、取った方がいいですか?」→食べても問題はありませんが、臭いが強くえぐみがあるので取り除いた方がいいと思います。でも新にんにくや芽が育っていない物は取る必要はありません。元気の出る野菜の代表ですが、強壮効果が強いので食べ過ぎにはご注意ください!。