現代人の不調は「食」をはじめ「生活習慣の乱れ」に起因する場合が多く、まずは生活の見直しが大切です。東洋医学によると世の中の全てのものは、相反する2つの性質,『陰』と『陽』のバランスで成り立っているとのこと、例えば一日を見ると太陽の出ている『陽』と日没後の『陰』、こうした陰陽のリズムに逆らわない生活が基本だといいます。日の出の早い夏は、◎午前5時半から6時頃に起床◎朝食は午前9時までに一口30回以上よくかんで食べる→玄米がお奨め◎夕食は少なめ、食事量の割合は「朝4、昼4、夜2」が理想◎午後11時から午前3時はゴールデンタイム→この時間はしっかり睡眠◎体の熱や湿気をとるゴーヤー、パセリ、セロリなどの「苦み」のある野菜、「血」を体内にためるトマトやパプリカなどの赤色の野菜、「利尿作用」のある緑豆やトウガン、山芋などの野菜を摂る◎腹八分目を心がけ、冷たい物、甘い物、炭水化物、脂っこい物の摂りすぎは胃腸に熱をもたらすので避けましょう。不調を感じたらまず医療機関を受診することが大事ですが、検査をしても問題ないのに体調が回復しない人は、日常生活をちょっと振り返ってみては如何ですか?。無理せずできそうなことから始めてみてください。