京都市にある老舗が作る昔ながらの「金平糖」は、核となる「イラ粉」と呼ばれるおよそ1ミリのデンプン質の粒に砂糖を溶かした蜜を絡ませ、2週間以上かけて1センチまで大きくします。レシピがないので、形のよいイガ(突起)を作るため、天候や温湿度によって釜の温度や角度、回転スピードまで調整して作られます。朝早くから夕方まで釜の前に立ちっぱなし、釜の前は真冬でも40度以上、夏場は58度を超えるとのこと。長い年月をかけて丁寧に作られるため、結婚出産の寿菓子として珍重されています。砂糖味のみではなく桃、巨峰、梅、柚子、それにいちごミルクやキャラメル味などもあります。是非食べてみたーい!。