小売業者は、棚からものがなくなったらすぐにメーカーに注文、注文に応えられないと失った分の補償を求められます。さらにメーカーは欠品を理由に取引停止になることを恐れ、必要以上に作ることに。商習慣の一つ、三分の一ルールというものがあります。賞味期限が6ヶ月のお菓子の場合、製造から2ヶ月が納品期間で、次の2ヶ月が販売期限。小売店はここまでに売らないとなりません。期限を過ぎると廃棄や返品になります。作りすぎ、売りすぎで発生するコストは販売価格に上乗せとなります。廃棄された食品の焼却費用には私たちの税金も使われます。買いすぎて賞味期限が過ぎ、捨ててしまったことありませんか?。みんなの意識改革がなされないと「食品ロス」はなくならない!と思うのです。