外国人観光客が卵かけご飯をSNSにあげるなど、「新たな食文化」として注目されています。江戸時代の半ば頃、白米のご飯が定着し、納豆をかけて食べる習慣が生まれ、それに併せて、一部の特権階級が当時高価だった卵をご飯にかけて食べるようになったのが、始まりだとか。一般の家庭の献立に加わるようになったのは、高度経済成長期が始まる昭和30年頃といわれています。世界の三大調味料「醤油」の存在も無視できません。外国人の大好きな「すき焼き」には「生卵」は必要不可欠ですから。SNS映えする黄色い美しさ!とネバネバトロトロを好む国民性から生まれた「卵かけご飯」。生で食べるなら必ず賞味期限内のものを・・・。