『盛り付けは』、中心を決めて皿の余白を生かすようにします。色の取り合わせを考えてこんもりと山のように積み重ねて盛ります。🔸刺身=ダイコンなどのつまを枕のようにして刺身を立てかけると立体感が出ます。角皿を使って皿の奥の位置を高く、手前を低くします。赤いマグロや半透明のタイなどをポイントにして、対角線状に盛ると落ち着いた感じになります。丸皿でも大皿でも同じ様にしてください。🔸◎天ぷら=衣で素材の色が隠れてしまうので盛り付けが平板になりがち、そこで”白い敷紙”を使います。紙を左下がりにして二つ折りにし、折り山を手前にして敷きます。カボチャやサツマイモなどのボリュームのある感のあるものを下に置きます。エビは尾の赤い部分を生かして中央に置き、シシトウなどの青みのものは手前に置きます。🔸◎煮物=汁気があるので鉢に盛ります。料理が器の縁につかないように、余白を残して盛り付けます。何種類かの食材を一緒に盛り付けるときは、こんもりと真ん中を高くするのが美しく見せるコツです。同じ色の食材が隣同士にならないようにしましょう。🔸◎漬物=漬物は素材によって食べやすいように切るので形がまちまちになります。大きいものは奥に、手前には細かい物を盛り込みます。彩りを考えるとダイコンと🥒キュウリ、🥕ニンジンなど、コントラストのある組み合わせが美味しそうに見えますね。

👨‍🍳わたしは、「フードコーディネーター」「食生活アドバイザー」でもありますので、毎回のレッスンでは、”盛り付け”もお教えしています。出来上がったお料理の”並べ方”も必ずアドバイスします。残念ながら、今はお持ち帰りの形を取らせていただいていますが、通常のように試食してお帰りいただける日が一日でも早く訪れますよう・・・。