疲労回復に効果のあるビタミンB1が多く含まれていますし、比較的価格が安く安定しているのも嬉しいところです。ハムやソーセージなどの加工品の需要も多いので大変身近な食材と言えるでしょう。野生のいのししを飼い慣らして家畜化したもので、肉から血液まで余すところなく使えることから世界各地に様々な料理があり、調理法が古くから発達してきました。ただし他の肉のように、刺身で食べることは出来ません。これは豚が成長の過程で病気にかかりやすく、たとえ発病しなくても病原菌を持っている場合が非常に多いからです。必ずよく火を通してから食べてください。豚の名誉のために言っておきますが、豚はとても清潔好きで汚い小屋にいると具合が悪くなってしまうんだそうです。余談ですが、太っている人のことをブタ!と言ったりしますが、豚の体脂肪率はわずか13%ほどです。