東日本の日照時間は平年に比べて34%、その上長雨続きで、トマトなどは出荷までに時間がかかり、カボチャやオクラは病気が発生し収穫が安定せず値上がりに。他の野菜も、例えばジャガイモが倍近くの値段になったり、キュウリも1・3倍、ネギやピーマン、ナスなども高くなっています。店側では、見栄えのよくない野菜や輸入野菜を売らざるを得ない状況にもなっているそうです。野菜が高くなると家計に響くことは勿論、飲食店にも大きな影響を及ぼします。コロナで客足が遠のいているところに野菜の価格の高騰は、かなりの痛手となります。野菜だけでなく、天日干しの必要な煎餅、干物、干し芋などを扱う業者も困窮しています。日照不足が10%ダウンすると消費が0・6%ダウンすると言われ、コロナでの消費低迷にまさに泣きっ面に蜂!といった状態です。天気は私たちの力ではどうすることもできませんが、コロナの感染拡大は、私たちの努力で抑えることができるものです。政府の対策の遅れが目立ちいらだちを感じる毎日ですが、何より大事なのは、私たち個人個人の感染予防対策です。危機意識を持って予防対策していますか?、接触感染と飛沫感染、そのどちらにも心を配り、飲食を伴うシーンでの予防対策していますか?。その他しっかりした手洗いやマスク着用など、当たり前のことをもう一度見直してください。