というのは・・・ニホンウナギの稚魚、シラスウナギが国内で6年ぶりの豊漁になり、取引価格の低下傾向が続くとみられているからです。昨年は記録的不漁でしたが、今年はその4・6倍に急増!。コロナウイルス感染拡大で外食需要が減り、タイやブリなどの販売は落ち込んでいますが、ウナギへの影響は比較的軽くなっています。蒲焼きは家庭でも冷凍保存が可能で、店頭のパック販売やインターネットやテレビ通販もかなりの人気というのがその理由です。ウナギは生態に謎が多く、稚魚の増減の要因はよく分からないため、不漁が続くことも懸念されていました。中国や台湾など東アジア全域で豊漁で今年は、海外からの輸入分を含めると上限近くになっています。上限というのは、ニホンウナギが絶滅危惧種になっているため、池入れに制限があるからです。稚魚の豊漁がいきなり蒲焼きの価格に反映するするわけではありませんが、成魚の価格が抑えられる可能性もあるというのが、日鰻連の担当者の見通しです。ちょっとでも安価になるのは、嬉しいですね。