カフェインの効き目や持続性には個人差がありますが、目が覚める覚醒効果は飲んでから30分ほどで現れ、4時間ほど持続するとされています。朝は朝食と共に1杯、1日の始まりにカフェインを摂取してやる気を高め、2杯目は昼食後に。眠気を緩和できます。夜はカフェインレスのコーヒーに切り替えて。カフェインがなくてもコーヒーの香りやポリフェノールなどの成分は大きく変わらないそうです。では、適量はどのくらいなのでしょう。欧州食品安全機関は、1日のカフェインの最大量を400mgに設定しています。コーヒー1杯150mlに含まれるカフェイン量はおよそ80~90mgですから、1日3~5杯が適量の範囲と言えそうです。店舗やご家庭で飲むコーヒーによっても、量もカフェインの含有量も違いますので、あくまで目安としてください。味が強い深入りコーヒーにはチョコレートや煎餅など味のしっかりした物が、酸味のある浅煎りのコーヒーにはフルーツが合います。食品との組み合わせを考えて飲むのも楽しいですね。但し、カフェインの摂りすぎにはくれぐれもご注意ください。過剰摂取は、めまいや心拍数の増加、吐き気や下痢を起こすことも。飲むタイミングと1日3倍程度を守れば、仕事の効率をアップすることができそうです。