『タンパク質』が不足すると筋肉量が減ってしまうだけでなく、「免疫力」が低下したり、肌や髪の質が衰えたりします。その『タンパク質』を作っているのが「アミノ酸」です。体内で作ることの出来ない「必須アミノ酸」は、食事で摂取する必要があります。中でも分岐鎖アミノ酸の一つである「ロイシン」は、筋肉の維持や増強などに役立つと言われています。「ロイシン」は、肉類や魚介類、乳製品、大豆製品などに多く含まれています。中でも多いのは、鶏胸肉、次いで牛赤身肉、紅鮭、豚ロース肉、マグロの赤身など・・・豆腐や納豆、牛乳、チーズ、卵などにも含まれますから、毎日の食事で上手に組み合わせましましょう。肉類は高タンパクですが、同時に脂質も摂取することになりがちですので、主食の米やパン、副菜の野菜や海藻類など異なる食材も食べ、バランスのよい栄養素を摂ることを心がけてください。運動後は代謝が活発になりますし、運動で筋肉を使うと筋肉が傷つくので、運動後にタンパク質を摂取することをお奨めします。