料理の隠し味や盛り付けにも大活躍です。◎バジル=英名はバジル、伊名はバジリコ。高貴で爽やかな香味が特徴で、トマト料理との相性が良く、スープや煮込み、サラダでもおなじみ。オリーブ油やビネガーなどに浸して香りを移して使うこともできます。鎮痛剤としての効能も。◎タイム=シソ科の多年草で、殺菌作用があります。独特のすがすがしい香りとほろ苦さがあり、乾燥させると少しマイルドになります。肉や鶏ガラのくさみを取る「ブーケガルニ」には欠かせません。肉や魚の煮込み料理に最適です。◎ローズマリー=古代ギリシャでは、記憶力を良くする薬草といわれてきました。花、茎、葉にも芳香があり、爽やかな香りは香水にも使われます。牛肉や豚肉にも合いますが、特に羊肉特有のにおいを消すことでよく知られています。◎セージ=古代ローマでは万能薬として重宝されてきました。乾燥させたものは、ヨモギに似た新鮮な香気があり、殺菌、消炎作用があって食後の胃もたれにも効きます。豚肉の加工品(ソーセージ)やレバーや羊料理には必須。日本のウスターソースの主要スパイスの一つです。おなじみの『ハーブ』は、まだまだあります。続きはまた明日・・・。