フランスの焼き菓子「マカロン」ではありません。東海地方ではおなじみのピーナッツを使ったお菓子です。大正13年創業の名古屋のメーカーがマカロンをまねして作ったのが始まり。当時のマカロンは今のようにカラフルではなく、アーモンドを使ったシンプルなお菓子でした。アーモンドの代わりに手に入りやすいピーナッツを用いるアイデアを思いつき、「マコロン」の誕生となりました。直径2cmほどのカリッと香ばしいマコロンは、コーヒー、紅茶だけではなく、ワインやウイスキーのお供としても人気です。ピーナッツは、血管を強くし、細胞の老化を遅らせ、血糖値の上昇を遅らせるなど健康的にも注目されています。最近の食パンブームに乗って「ピーナッツペースト」も人気です。香ばしい香りと滑らかな舌触りが食欲をそそります。混じりっけなしのペーストは、コクがあってほのかな甘さがあります。無糖のものは、青菜のピーナッツ和えにしたり、炒め物に少し加えると、豊かな味わいになります。ホットミルクに加えるのもお奨めです。