『落花生』=ピーナッツは、南米が原産とされ、日本へは江戸時代に伝えられ、明治時代に栽培が確立。花が咲いた後に花の基部(子房)が地面に向かって伸び、先端が地中に入って莢(さや)となり結実するので『落花生』の名が付きました。大粒種と小粒種がありますが、大粒種は食用に、小粒種は採油用にします。脂質は50%、およそ半分です。血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ、動脈硬化など生活習慣病を予防する効果のある「リノール酸」や「オレイン酸」などの不飽和脂肪酸を多く含みます。抗酸化作用のある「ビタミンE」も多く、アンチエイジング効果が期待されます。エネルギー代謝を効率的にしてくれる「ビタミンB1」も豊富、「ビタミンB3(ナイアシン)」は肝臓の働きを活性化させアルコールの分解を助けますので、酒の肴に最適です。先月のレッスンで「ピーナッツ味噌」をご紹介したところ大好評でした。作り方は簡単!。ピーナッツの皮をむき、サラダ油でさっと炒めます。砂糖と赤味噌を入れ、弱火でつやが出るまでよく練ります。バターピーナッツの場合は、キッチンペーパーなどで、油分と塩分を拭き取り同じ様に作ります。ご飯のお供に、おにぎりにと大活躍します。蓋付きの容器に入れ,冷蔵庫で保存すれば1ヶ月は美味しくいただけます。