加熱しても損失しにくい「ビタミンC」を豊富に含むため、温かい料理でビタミンCをたっぷり摂ることができます。カリフラワーはキャベツの仲間、キャベツと同様に胃の働きを改善し、ガンを予防する作用も期待できます。脂質の代謝を促し、皮膚や粘膜の健康を保つ「ビタミンB2」や高血圧予防によい「カリウム」や「食物繊維」も豊富です。B2は細胞の生成にも不可欠で、不足すると口内炎や目の炎症を起こし、子どもの成長にも影響を及ぼすと言われています。傷み易くせっかくの白い色が、褐色になりがちですので、購入したらできるだけ早く使い切りましょう。グラタンやシチューなどの煮込み料理に使ったら、残りはすぐピクルスなどにするのがお奨めです。酢を入れた湯を沸騰させ、小房に分けたカリフラワーを固めにゆでます。熱いうちに甘酢をかけ、トウガラシの輪切りやローリエなどと共に、清潔な保存容器へ。冷蔵庫に入れておけば、4~5日は美味しくいただけます。