フランスではシーンや目的によってかなり細分化されています。「グランメゾン」は内装、料理サービス共に最高級のレストラン。ドレスコード(服装制限)があり、予約も必要です。「フレンチレストラン」はこだわりがあるレストラン、ドレスコードはまちまちですが、それなりの正装で。予約した方がベター。「ビストロ」は気軽に利用できる小さなレストランで、家庭料理や郷土料理が食べられます。「ブラッセリー」は生ビールが飲めるカジュアルレストラン、生搾りという意味もあり、元々はビールの醸造所のことでした。「サロン・ド・テ」はゆったりとくつろげる高級な喫茶店。上流階級が利用していた社交場としてのラウンジでした。「カフェ」は気軽な喫茶店、コーヒー、ドリンク、軽食がいただけます。「オーベルジュ」は宿泊施設のついたレストランのことです。日本ではここまでの区別はありませんが、知識として持っているとお店選びに参考になります。今は難しい状況ですが、大手を振って出かけられる未来に向けて、思いをはせながらちょっと勉強をするのも良いのでは?。