◎ナツメグ=果実の種子の中の仁です。エキゾチックな甘い刺激性の香りと、まろやかなほろ苦さが特徴です。肉料理の風味を増すのに使われ、特にひき肉で作るハンバーグの香り付けには欠かせません。◎ローリエ=月桂樹の葉。すがすがしい甘い香りと苦みが特徴で、ユーカリの葉のような涼感を伴います。肉や魚介のにおいを消し、材料のうま味や香りを引き立てます。シチュー、ポトフ、ミートソースなどに。葉をもんだり、切れ目を入れると香りが際立ちます。◎クローブ=丁字と呼ばれる花の蕾を乾燥させた、釘の形のスパイスです。ウスターソースの香りでもおなじみ。甘いバニラのような強い香りがします。肉や魚のくさみをやわらげる効果があります。◎フェンネル=別名ういきょう、魚のくさみと余分な脂を取り除いてくれます。消化促進効果があるので薬用としても使われます。種子はパンやアップルパイなどに、葉や茎は魚料理、オリーブ油やビネガーの香り付けに使われます。『スパイス』を使うといつもの料理がグレードアップします。年末年始のちょっとおしゃれな料理にいかがですか?。続きはまた次回に!。