じゃがいもの芽には、アルカロイドという有毒成分が含まれています。腹痛や吐き気、頭痛などの症状を起こしますが、大抵は軽症で済みます。ただ、子どもは大人の1/10、20mg程度で中毒を起こす危険があるので要注意です。芽が出ていても、取れば大丈夫ですが、包丁の柄の近くの角の部分で、茶色い部分が残らないように、深く広範囲に切り取る事が大事です。注意するのは芽だけではなく、緑化した部分にはアルカロイドが多く、危険です。中心部までアルカロイドが浸透している可能性があるので、皮だけ取り除いても安全ではありません。皮の一部でも緑色ならそのじゃがいもは食べないのが賢明です。