｢タラバガニ｣｢ズワイガニ｣と並んで三大ガニの一つ『毛ガニ』。オホーツク海では流氷が消える頃から漁が始まります。北海道では流氷が消える頃、春先からが本格シーズンです。『毛ガニ』は甲羅が８ｃｍ以上のオスだけが対象ですが、この大きさになるには少なくとも５年以上かかるそうです。かつて北海道ではありきたりの食材でしたが、美味しさが広く知れ渡り、漁獲量も激減。資源保護に努めていますが、成長が遅い事もあってなかなか難しいとのこと。甘み旨みが濃厚で、身はホロホロとくずれます。かにみそもたっぷり。丸のままゆでるだけでも充分！ごちそうですね。