『のり』は、2~2月に種子を出し、貝殻などにもぐって成長します。秋には胞子になって外に飛び出し、網などにつきます。この条件を人工的に作り出して胞子を育て、網につけてのりを生育するのが養殖です。生長したのりをきれいに洗って細かく刻み、規格の大きさにすいて乾燥させ製品にします。現在は、自動的に乾のりにする機械を使って製品化されているので、生のりを機械に入れてから、2時間ほどで乾のりができあがります。『のり』は健康を保つのに欠かせない無機質、ヨウ素、カリウム、鉄、ナトリウムなどを多く含み、低エネルギー。積極的に摂りたい食品の一つです。