「痛風」のもとになる生活習慣病で、成人男性の5人に1人はかかっているとされています。新型コロナウイルスに伴う在宅勤務や自粛生活で悪化が心配されています。尿酸値が血液1デシリットル中7ミリグラムを超えると要チェック!です。尿酸が結晶化して足指などの関節にたまると激痛が起き、「痛風」を発症します。尿酸値が高いだけでは、自覚症状がない人もいますし、痛風の発作も10日ほどで治まるため、治療を途中でやめてしまう人も少なくありません。が、侮ってはいけません。値が変動を繰り返すと合併症のリスクも高まり、コロナ感染時の重症化リスクも高まるとの調査結果が出ています。「尿酸値が高め」と指摘されたら・・・アルコールの過剰摂取をやめ・プリン体の多い食物(レバー、エビ、イワシ、カツオなど)を摂りすぎず・腹八分目、適正体重を心がけ・水分を充分に摂り・運動を心がける・・・以上の事を守りましょう。感染を恐れ受診を控える人も多くなっていますが、対策万全の病院を選び、空いている時間にできるだけ受診することをお奨めします。オンライン診療という方法もありますね。