ティーセットや茶こしだけでなく、ティーコーゼ(ポットを保温するためのカバー)や砂時計など脇役も用意すると、気持ちも豊かになります。基本の美味しい紅茶の入れ方=①新鮮な水をぐらぐらするまで沸騰させます。②ティーポットとカップにお湯を注いで温めます。③ティーポットのお湯を捨てて、葉を人数分入れます。(1人分の目安はティースプーン山盛り1杯)④ティーポットに沸騰直後のお湯を注ぎます。(1人分約1カップ)⑤ふたをして蒸らします。冷めないようにティーコーゼをかぶせます。(小さい葉は2~3分、大きい葉は3~5分)⑥蒸らし終わったら、ティーカップの湯を捨て、茶こしでカップに注ぎます。「ミルク」は、紅茶のタンニンの渋みを抑えてコクを引き出す絶好のパートナーです。最も敵しているのは、乳脂肪分の高い牛乳です。(生クリームは脂肪分が高すぎて紅茶の風味を消してしまうのでやめましょう)イギリスではミルクは温めませんが、スリランカでは逆。香りの繊細な紅茶は温めたミルクに負けてしまうので要注意です。ミルクが先か後かの議論もありますが、習慣的な要因が大きいようで、イギリスの上流階級ではミルクが後が常識とされています。