「がん」になるリスクが5%上がるという研究結果を、東大などのチームが米医学誌に発表しました。少量の飲酒は循環器疾患などのリスクを下げるとの報告もありますが、「がん」に関しては、量に応じて危険性が高まるとされています。1日に日本酒1合、ワイン1杯(180ml)ビール中瓶1本、ウイスキー1杯(60ml)のいずれかにあたるアルコールを10年間飲み続けた場合、食道がんになるリスクは45%、喉頭がんは22%、大腸がんは8%、胃がんは6%上昇するとのこと。この研究結果を心に留めて、休肝日をもうけるなど上手にお酒と付き合っていきましょう。