食用としての利用は🗾日本のみでしたが、近年は健康によいという理由から、中国や台湾でも家庭で食されるようになってきました。欧米でも「gobo」の名で流通しています。😊健康によいという理由は・・・食物繊維が100g中5・7gと主力野菜の中では最も多いこと。「リグニン」などの不溶性食物繊維が消化されずに水分を取り込み、腸内で乳酸菌の活動を促進させて整腸作用を助け、コレステロールを調整すると言われています。独特のシャキシャキした歯ごたえは「イヌリン」という食物繊維で腎臓機能を高める効果があるとされ、さらに「カリウム」も豊富なので、高血圧の予防効果が期待されています。 すらりとして太さが均一のもの、ひびやしわがないもの、泥付きの方が風味も鮮度も保ちやすいですので、すぐ食べない場合は泥付きを選びましょう。保存は新聞紙にくるんで冷暗所へ。洗いゴボウや新ゴボウはラップにくるんで野菜室に入れてください。見た目にわかりにくいので長く保存できると思うかもしれませんが、新しい方が、やわらかく香りが高いので早めに食べることをお奨めします。
👨🍳 以上のように、ゴボウは機能性の高い食材です。プラス、新ゴボウは強壮効果がある「アルギニン」を多く含みますので夏を乗り切る食べ物として最適です。江戸時代から、”ささがき”にしてドジョウの柳川鍋に使われてきたのも理にかなっています。香り高いゴボウは肉や魚の臭みを消してくれる効果もありますので、若い人は自分で買うことが少ないようですが、年齢を問わず積極的に食べて欲しい野菜の一つです。