海外には『マスク』装着には意味がないとし、ほとんどの人がマスクを着けていないという国もありますが、東京大学などの研究チームが実験したところによると、やはり「効果はある!」ということでした。マネキンを使った実験で、吸い込む側が布マスクをした場合は、していない場合に比べて、通過するウイルス量が60%~80%に減少、一般の外科用マスク(サージカルマスク)では50%ほどに、高機能なN95を顔に密着させた場合は10~20%まで減りました。飛沫を出す側がマスクをすると、対面したマネキンが吸い込むウイルス量は、どのマスクでも約40%以下と大幅に減少しました。マスクをしたからといって完全にウイルスを防ぐことが出来るわけではありませんが、人と接する場合、お互いがマスクを装着しているのといないのとでは、これだけの違いがあるのです。これを踏まえて、また一から「感染しない、させない」を心に留め置くことが大切です。会食などでマスクを外すシーンが増えていませんか?。なかなか難しいことですが、マスクを外して話をすることや飲食をすることはリスクを伴う!ということをもう一度認識し、万全の注意を払って行動しましょう。