若者のハイボール人気に加え、「ジャパニーズ」(日本ウイスキー)が国際的なコンクールで相次いで最高賞を受賞、海外での評価が高まってきたのが要因です。英国・スコットランド地方の「スコッチ」、アイルランド、英・北アイルランドの「アイリッシュ」、米国の「アメリカン」(バーボン)、「カナディァン」(カナダ)と並んで5大ウイスキーの一つに数えられるまでになりました。また、大手メーカーが続々と増産のための投資を発表、地ビールメーカーや日本酒メーカーも参入し始めています。ただ日本ウイスキーには、英国などの主要生産国のような明確な定義がないという課題もあり、品質基準の策定が急がれています。