『春菊』は、春に花が咲くことからこの名がつきました。また、菊に似た花を咲かせることから「菊名」とも呼ばれています。周年出回りますが、旬は10月から3月です。独特の香り成分には、胃腸の働きを促進し、消化吸収をよくする作用があるといわれています。色々な成分をまんべんなく含む栄養豊富な緑黄色野菜で、カロテンやカルシウム、ビタミンCを多く含みます。カロテンは体内でビタミンAに変わり、免疫力を高め、肌の健康維持に効果があります。カルシウムは牛乳に匹敵する量が含まれています。若く柔らかい葉先は生食できますので、手でちぎってサラダなどに。その他、味噌汁の具や天ぷら、さっとゆでておひたしやごま和えにすると良いでしょう。