栃木県です。首都圏では、東京都や千葉県もトップ10にランクインしています。東京都は2010年と2012年には全国1位になるほど身近な野菜です。東京都の島しょ地域(伊豆諸島の9島と小笠原諸島の2島)で薬味として生の『トウガラシ』を使い、消費・生産が多いことが理由のようです。最近では「島トウガラシ」の苗を土産に買って帰り、自宅のベランダなどで育てている人も多いとか。プランターより深い植木鉢の方が根が生えやすいのでお奨めです。4~5月に苗を植え、8~10月に収穫します。虫がつきやすいので、野菜用の防虫剤を使い、肥料のあげすぎや水不足に注意すれば、初心者でも失敗せずに育てられるとのことです。乾燥トウガラシをそのままフライパンに入れ、乾煎りし、全体の1~2割が焦げだしたところでミキサーにかけて粉にします。(細かくするほど辛くなります)そこに山椒、黒ごま、麻の実、けしの実、陳皮(みかんの皮)、しそ、けしの実、青のり、しょうがなどを加えた物が「七味トウガラシ」として売られています。手に入る物を加えて自分オリジナルの「ブレンドトウガラシ」を作ってみるのも楽しいですよ。ただ、乾煎りの時に煙が直接目に入ると痛く、吸い込むとむせてしまいますのでくれぐれもご注意ください。