昨年「サンマ」は、過去にない不漁でした。8~11月の水揚げは、前年同期の7割減、まさに異常な状況でした。漁師の方々曰く、水揚げ金よりも燃料代の方が高くついたということです。「サンマ」の資源量が減少傾向にあることに加え、温度が高い水が渦になった状態の『暖水塊』が南下、これが魚群の南下を阻んだのではと考えられています。12月中旬になってから、スーパーの鮮魚売り場に生サンマが並ぶようになりましたが、『秋の味覚』サンマが『冬の味覚』に。それどころか、希少な高級魚になる可能性もあるかもしれません。温暖化を含む気候変動、グローバルな対策が急がれます。