市販のめんつゆは、しょうゆ、みりん、砂糖などの調味料を配合した「かえし」をだしで割ったものです。だしの素材はメーカーによって様々で、かつお節、昆布、煮干しなど。そのまま使うストレートタイプと水か湯で薄めて使う濃縮タイプがあります。水や湯で割るとき、だしで割ってみるのも一つの方法です。つまりだしの重ね合わせという訳です。かつお節の旨み成分はイノシン酸で、相性がいいのはグルタミン酸やグアニル酸です。グルタミン酸の代表は昆布だしですので、小さく切った昆布を水に入れ、煮立たせないようにコトコト。市販のめんつゆ(かつおベース)に加えます。また、シイタケはグアニル酸を多く含みますので、具材にシイタケを加えるだけで旨みが加わります。具材に鶏肉やゴボウ、ダイコン、ニンジン、キノコなどを加えてとろみをつけた「けんちんそば」なら肉や野菜から旨みがたっぷりと出てきますので,だしをさらに加える必要もありません。体もぽかぽか温まりますよ。今夜は特に冷えそうです。来年はきっと良い年になると信じて!。お家で静かに『年越しそば』をいただきましょう。

「ママシェフクラブ」は新年4日から。マンツーマンレッスンですから安心です。食べるものは体を作ります。自分、そして家族の健康を守っていきましょう。免疫力をアップするバランスのとれた食事をお伝えします。