生徒さんは料理が終了すると『盛り付け』をしてから『配膳』し、写真を撮って試食します。どちらも意外と難しくようで、随時私がアドバイスしています。『盛り付け』に関して覚えておいていただきたいのは、日本料理の場合、焼き物は、食べやすい大きさに切り、皿の向こう側におき、手前につけ合わせを置きます。一方西洋料理の場合、ソテーなどは手前に盛り、つけ合わせは向こう側に、中国料理の場合、つけ合わせは周りに添えます。日本料理の『配膳』のポイントとして、箸は先を左に向けて手前に置き、ご飯は手前左、汁物は手前右に。おかずの器は、和え物や酢の物を手前に、順にさしみ、煮物、焼き物、揚げ物と並べていきます。美しい盛り付けと配膳は、食事がグレードアップする大切な要素です。