他にも『卵』には、熱を加えると凝固しやすくなる性質→ゆで卵、目玉焼き、オムレツなど。黄身の乳化する性質→マヨネーズ。水で薄められる性質→卵豆腐やだし巻き卵など。を利用した様々な調理法があります。日本人の1人当たりの年間消費量は、300個以上、メキシコと並んで世界でもトップクラスです。そこで気になるのは卵黄に含まれる「コレステロール」ですが、毎日数個食べても、血中コレステロール値は殆ど変化しないことが分かっています。これは、『卵』には、コレステロールを除去する作用のある「レシチン」というリン脂質が多く含まれているためで、プラスマイナスで上昇しにくい働きになっています。