外国人も絶賛する『定食』は、まさにそういう意味でもベストなお食事です。肉や魚、豆腐などのタンパク質を使用した主菜に、ご飯、汁物がセットになり、香の物や副菜がついています。物価が高い日本で『定食』は価格的にもお手頃だと言うのが外国人にも人気のある要因の一つです。「焼き魚定食」「生姜焼き定食」「刺身定食」「麻婆豆腐定食」「ハンバーグ定食」など和洋中何でもあれ!というのが『定食』の特徴です。これは主食が「ご飯」だからできること。美味しいご飯にこだわる日本人ですが、ご飯がどんな料理にも合うという証だとも言えます。ご飯に合うように主菜を工夫する日本の調理人の発想の柔軟さ、腕の確かさも見逃せません。高級料亭でも、ランチにお手頃価格で「定食」を出すほど、日本人に定着していますが、栄養バランスの観点から見ても完璧に近いものがあります。2010年に「学校給食」の主食が「ご飯」になり、ご飯になることにより、メニューの幅も広がりました。給食はまさに定食の代表選手!。子どもの身体を作るためのバランスのとれたお昼ご飯、日本が誇るべき食習慣です。