一番簡単な見分け方は、「皮の色」です。緑色のうちはまだ硬く、黒っぽくなったら食べ頃のサインです。それは分かっているけれど、すぐに食べないので少し緑がかったものを買ってきたら、いつまでも熟さずに困ったという経験のある人も多いのでは?。未熟なものは室温で保存し、軟らかくなるのを待つのが基本ですが、リンゴと一緒にポリ袋に入れて口を結んでおくと、エチレンガスの効果で追熟が早く進みます。もう一つの食べ頃の見分け方として、「ヘタ」の状態です。指ではじいて簡単に外れるようなら食べ頃です。では、未熟なうちにうっかり切ってしまったときはどうすればいいのでしょう。私は、加熱することにしています。半分に切って種を取り除き、オリーブオイルと刻みニンニク、塩こしょうを振ります。アルミホイルで包んでオーブントースターで7~8分焼けば出来上がり。溶けるチーズをのせてもいいですよ。スプーンですくっていただきます。天ぷらもお奨めです。皮と種を取り、7ミリくらいにスライスし衣をつけて揚げるだけ。粗塩や天つゆで。
商品をあれこれ触って選ぶのは控えなければならない行為です。コロナ禍の今なら、尚更のこと!。手にした『アボカド』が硬めのものであっても購入し、持ち帰ったらこういう方法で追熟や調理をし、美味しくいただきましょうね。