東日本大震災時、「非常時でわがままは言えなかったけれど実はスイーツを食べたかった」との被災者の声を元に開発されたのが、『缶詰ケーキ』です。チーズケーキ、抹茶ケーキ、ガトーショコラの3種類があり、150gと65gの2種類の大きさがあります。生菓子のようなしっとりふんわりした食感が特徴で、賞味期限は3年です。新潟県沖地震時に自衛隊から相談されたことがきっかけで作られた『パンの缶詰』には2種類あります。一つは「デニッシュ食パン」でプレーンの他チョコやメープル味も。もう一つの「ブリオッシュパン」にはプレーンの他にオレンジやメープル味もあります。賞味期限は食パンは3年半、ブリオッシュは5年半です。手作りなので大量生産できず、販売するとすぐに売り切れてしまうとか。その他『アルファ米ご飯』は、わかめご飯やドライカレーなど、16種類もの味があり、アレルギーやハラールにも対応した商品もあります。お湯なら15分、水でも30分待てば出来上がりです。常温で5年保存可能です。美味しい保存食は、災害時の精神面の支えにもなります。また、備蓄を消費して買い替える「ローリングストック」が無理なくできるのも大きなメリットです。