1940年には、砂糖が切符制になりました。翌年には、精肉店と飲食店での肉販売を禁止する「肉なしデー」が始まり、雑誌にはヒラメのほうれん草焼きやサバの蒸し焼きなどの魚料理が並びます。まだ余裕がある感じがしますが、44年になると物不足は顕著になり、野菜について「枯葉、根、皮などをむざむざと捨ててはいませんか?」「刻んだり、洗ったり、火にかけたりして、折角の貴重な栄養分をなくしてはいませんか?」との記述が。今では考えられないことですが、食べることは生きることです!。戦争になるとどんな状態になるのかを想像しつつ、食材を大切にしていかなければと改めて思っています。