『コンビーフは』、牛の塩漬け肉を砕いて牛脂で固めた物で、アメリカで長期航海用や軍需品として使うための保存食品として誕生しました。国産初のコンビーフ缶は1950年に発売されています。鉄分や亜鉛も豊富で柔らかくほぐれやすいので歯の弱い人でも食べやすく、利用範囲の広い缶詰です。味が付いているのでそのまま食べても充分美味しいですが、「キャベツとコンビーフのオリーブオイル炒め」、「ポテトとコンビーフのグラタン」、「アボカドとコンビーフのホットサラダ」、「コンビーフのゴーヤチャンプルー」、「クリームチーズとコンビーフのデイップ」などなど、レシピは無限大に広がります。パスタやチャーハンの具にしても美味ですし、火を使えないときには、マヨネーズと混ぜてサンドイッチやおにぎりの具に。また、トマトジュースとコーン缶を混ぜただけで、栄養バランスのよい一品が出来上がります。枕缶と呼ばれる台形の缶に入り、巻き取り鍵で空ける形の『コンビーフ缶』が、70年ぶりにプラスチック容器に変身!、簡単に開封でき、中身も取り出しやすくなりました。常温保存でき、賞味期限は3年です。災害時に役立てる様、常備することを意識しながら、普段の生活で使い回していくといいですね。