『やまいも』には、ビタミンC、ビタミンB群、カリウムなどのミネラル、食物繊維がバランス良く含まれています。また、消化酵素のジアスターゼを豊富に含むため、消化が良いので、胃に負担をかけずに栄養を取り入れることが出来ます。独特の粘り成分は糖タンパク質で、胃粘膜を保護し、血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールを排出する作用があるといわれ、免疫力や気力を高め、老化防止にも働くとされています。粘り気の少ない長いもは、千切りにしてサラダのように食べたり、粘り気が強い大和芋は、すりおろしてとろろにしたり、団子にしてスープに入れたり、自然薯は薬効が高いですが、アクが強いので、酢水に浸けながら調理すると良いでしょう。また、手がかゆくなリやすい人は、『やまいも』を皮ごと酢水に浸けておき、調理時には、手も酢水で洗うとかゆくなるのを防ぐことが出来ます。簡単で美味しい調理法を一つ・・・◎長芋と厚切りベーコンの黒こしょう炒め=皮をむいた長芋は、4×1cm角の棒状に、ベーコンも棒状に切ります。サラダオイルを入れたフライパンでベーコンを炒め、カリカリになったら長芋を加えてさっと炒めます。塩を振り粗挽きこしょうをたっぷり振ります。