『ズワイガニ』は、北陸地方では越前が二、山陰地方では松葉ガニと呼ばれます。脚の肉量が多く、カニの中でも味が良いと言われています。雌雄の大きさが極端に違い、高値で取引されるのは大きいオスのほうでズワイガニと呼ばれるのはオスのみ(メスはこうばこ又はせいこという)です。ところで、エビやカニをゆでると赤くなるのは何故だかご存知ですか?。甲殻類には、アスタキサンチンという色素成分が含まれています。この色素は、たんぱく質と結びついている時は青黒い色をしていますが、加熱すると結合が切れ、更に酸化することによりアスタシンという赤い色に変化します。日本人が大好きなエビやカニ。おめでたい赤色と旬とが重なって年末年始に需要が高まります。ちょっとでも安値だと嬉しいのですが・・・。