そのルーツは、4000年前の中国と言われています。長時間煮た牛乳を雪で冷やして軟らかく固めてのり状にした氷菓で、食感はシャーベットに近い物でした。1931年にアメリカ合衆国でアイスマシーンとフリーザー1つの箱に収めたた器具が開発され、今のような形の『ソフトクリーム』が誕生しました。日本では第2次大戦後の1951年7月3日に、明治神宮外苑で当時進駐していたアメリカ軍が、独立記念日を祝って『ソフトクリーム』の模擬店を立ち上げたことによって広がりました。この年の9月には百貨店の屋上などでも販売されるようになり、人気を呼びました。その後1990年に日本ソフトクリーム協議会は、7月3日を「ソフトクリームの日」と制定することに!。ソフトクリームとアイスクリームの違いは「温度」です。ソフトクリームはホイップしたクリームをマイナス5℃~マイナス7℃に冷凍した物をそのまま頂きます。「アイスクリーム」は、マイナス30℃以下で急速に固めた物を保管し、店頭では、マイナス18℃以下で売られています。尚、ソフトクリームは和製英語ですから、海外で「ソフトクリーム」と注文すると、”柔らかいクリーム”と勘違いされてハンドクリームなどと間違えられてしまうとか・・・お気を付けください。