これはリンゴの防衛本能による自然現象で、表皮からしみ出てきます。リンゴ自身が乾燥から身を守るためと言われ、美味しくなってきたしるしでもあるのです。最盛期と書きましたが、リンゴは、早世、中生、晩生と9月から12月まで長く楽しめ、品種も大変豊富な果物です。栄養価も高く、リンゴ酸やクエン酸が、食べたものを燃やす働きを持っていますし、カリウムが高血圧の原因になる塩分を体外に排出してくれます。また、食物繊維のペクチンは、整腸作用・動脈硬化の予防に役立ちます。そんな点から、油物の付け合わせや塩分の多い食品の横にリンゴを添えることをお奨めします。リンゴの味は、アクの味や苦みをやわらげるため、手作りジュースのベースとして最適です。リンゴを入れれば、どんな物でもほぼ間違いありません。日持ちがしますので、冷暗所に保存すれば大丈夫ですが、冷蔵庫に保存する場合は、ポリ袋に入れて口をしっかり縛ってください。エチレンガスが他の野菜の熟成を促進して、変質を早めてしまうからです。但しジャガイモとは相性がよく、ジャガイモの中にリンゴを1個入れておくと芽が出るのを防いでくれます。多種多様なフルーツがあふれる中、やはりリンゴが一番好き!という方も多い事でしょう。アップルパイ大好きです!!。