ビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維などを多く含んでおり、生活習慣病全般を予防し、腸内環境を良好にしてくれます。くせがなく沢山食べられる野菜ですので、有効な成分をたっぷり取れることも嬉しいところです。緑色の部分には、抗酸化力の高いβーカロテンを含み、アブラナ科の野菜に特徴的な辛み成分・イソチオシアネートを持つため、抗がん作用も期待できます。「薬膳」では、体の余分な熱を取り、体を潤すと言われ、発熱やせきを鎮めたり、炎症の緩和に役立つとされています。また、白菜の漬け物やキムチは、発酵食品として免疫力を高め、消化を促進し胃の働きを助けてくれます。ショウガやネギと一緒に炒めれば体を温め、胃腸を整える働きをより高めます。リンゴなどと合わせてサラダを作って肉料理と一緒にいただくと、体を温める作用と冷ます作用のバランスがとれるので、お奨めの食べ方です。見た目より重量があり、外葉の色が濃い物、葉にごまのような斑点のないものをを選びましょう。11月から2月までが旬です。沢山食べて冬を元気に乗り切ってください。