栽培や追熟の知識が乏しく、多くは加工用にされましたが、1970年代に加工需要が低迷したため、生食への取り組みが本格化。現在では、生産、消費とも一定基水準を維持しています。主流は『ラ・フランス』ですが、8月末からの『バートレット』、11月末の新潟特産『ル・レクチェ』など、「秋」を中心に、品種が変わりながら8月から4月頃まで楽しめます。室温にしばらく置いて追熟してから食べるのがベストですが、切ってみて硬かったら、サラダにするのがお奨め。オリーブオイルと塩こしょう、レモンでシンプルに。チーズや生ハムとの相性もよいのでワインのお供にも最適です。長期保存するなら、シロップ煮やジャムにしても良いでしょう。