『カボチャ』はもともと夏の野菜です。保存がきくことから、夏に収穫した物を寒い時期に美味しくいただく事が定番になっています。(冬至のカボチャは有名ですね)貯蔵することによりデンプンが糖に変わり、甘くなる性質があります。これからのシーズンは、国産に加え、メキシコなどからの輸入物も多くなります。栄養価は高いのはご存じと思いますが、改めて・・・、抗酸化ビタミンの一つで、脂質の酸化を抑え、アンチエイジングや生活習慣病の予防効果が期待される「ビタミンE」が豊富です。粘質の日本カボチャと粉質で甘い西洋種とがありますが、西洋種には「ビタミンC」と「カロテン」が豊富に含まれていて、活性酸素を除去し、皮膚や粘膜を強くするとされています。その他「鉄分」「ビタミンB1、B2」「カルシウム」「食物繊維」などもバランス良く含まれています。美味しい煮物のポイントは=①必ず皮の方を下にして、重ならないようにすること②煮汁はひたひたで、カボチャが浮かないように落とし蓋をすること③火加減は弱火にすること。この3つを守れば完璧です。購入するときは、ヘタの部分が硬く、ヘタに亀裂が入っている物(果肉がしまっています)、表面が艶やかな物を選びましょう。