この取り組みは、「ジビエ(野生鳥獣肉)」の需要拡大事業の一環として実施されたものです。シカやイノシシなどの野生鳥獣が増加し、適正な数に保つため、その捕獲数も増加傾向にあります。そこでそれらの鳥獣を「地域資源」としてとらえ、「ジビエ」として有効活用する取り組みが広がりを見せています。『社団法人日本フードサービス協会』は、『ジビエメニュー』に積極的に取り組み、消費者に身近に感じてもらおうと提供しています。農産物への被害や危険性、糞や騒音など様々なものをもたらしている野生鳥獣、かわいそうだという意見もありますが、その対応の仕方を真剣に考える時期に来ています。