煮物にするときは、「下ゆで」が基本です。皮を厚めにむき、煮崩れないように面取り(切り口の角を取る)をし、火の通りをよくするため、裏に厚さの1/2まで十文字の切り込みを入れます。鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけ、竹串が通って、全体に透き通ってきたらゆであがりです。ゆで汁につけたまま冷ますのがポイント。◎ふろふきダイコン=小鍋に赤味噌100g、みりん大さじ4~5、砂糖大さじ3~4を混ぜ、弱めの中火にかけてとろりとするまで練り合わせます。下ゆでしたダイコンを煮汁から取り出し、水3カップ、昆布5cmと共に鍋に入れ、煮立ったらふたをして弱火で8~10分煮ます。器に盛り、練り味噌を乗せ、好みで柚子の皮のすりおろしを添え、煮汁も注いで出来上がりです。「皮」も捨てずに利用しましょう。辛みがあるのでキンピラや漬物にするといいですよ。歯ごたえを楽しめます!。お正月料理のお雑煮やなますを作ったときに沢山出る皮、勿体ないので是非捨てずに使ってくださいね。