身は刺し身、寿司だね、塩焼き、照り焼き、西京漬けなどに。また「あら」は、あら炊きやかす汁、ぶり大根などの煮物にしたりと、捨てるところなく食べられる魚です。郷土料理も多く、福岡では正月の雑煮に「塩ぶり」を入れたり、金沢にはかぶと塩ぶりをこうじ漬けにした「かぶら寿司」がありますし、関西や九州では、塩ぶりを贈答品にする地域もあります。養殖ぶりとして周年出回りますが、やはり寒い時期に美味しくなる魚です。また「ぶり」は、血液中のコレステロールを下げる働きのある不飽和脂肪酸のＩＰＡやＤＰＡを多く含みます。この冬、様々な調理法で楽しみましょう！。