塩分濃度~%といわれても分かりませんよね。そこで覚えておいていただきたいのは、塩の重さ(g)=材料の重さ(g)に塩分濃度(%)をかけた数字を100で割る!というもの。かき玉汁などの汁物=0.8%、パスタや野菜の塩ゆで=1%、肉じゃがなどの普段のおかず=1.2%、きんぴらなどの常備菜=1.5%、キュウリなどの浅漬け=2%、大根のぬか漬けなどの漬物=3%が目安となります。塩小さじ1は、しょうゆ大さじ2に相当します。汁物でも味噌汁の場合は、汁の量に対し味噌=8%が適量となります。パスタや野菜の塩ゆでは、水1リットルに体して1%の塩、つまり塩小さじ1入れてください。調味料の中で最も基本となる「塩」。『塩梅』という言葉があるように、素材の特徴を生かすも殺すも塩加減次第といっても過言ではありません。慣れないうちはしっかり測って調理することをお奨めします。糖分と油分は好みで変えても構いませんが、健康の意味からも塩分量はしっかりと守る事を心がけてください。